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伊藤忠彦

いとうただひこ自民
参議院
AIによる ひとこと特徴

福島の復興と原発廃炉対策を中心に、長期的な復興政策の具体的進展を報告するのが特徴。

プロフィール

発言から抽出された関心領域

原発廃炉×2東日本大震災復興×1福島イノベーション×1地方創生×1福島復興×1帰還困難区域×1

発言(最新順)

AIによる多視点要約(事実要約・支持的視点・批判的視点)

⚠️ 本要約は、国会会議録の発言原文をもとに AI(Claude Haiku 4.5) が自動生成した参考情報です。発言者本人の見解を代弁するものではなく、正確な内容は必ず原文をご確認ください。

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  • 2025-05-26決算委員会
    #東日本大震災復興#福島イノベーション#地方創生

    東日本大震災から14年が経過し、被災地は復興が進む一方で人口減少や高齢化など共通課題を抱えている。政府は創造的復興として福島イノベーション・コースト構想や福島国際研究教育機構の設立、観光施設整備などに取り組んでいると述べた。

    発言は復興庁の取組状況を説明する政府答弁である。具体例として福島イノベーション・コースト構想、福島国際研究教育機構、大阪万博での福島材活用、観光施設整備が挙げられた。被災地が抱える構造的課題と政府の対応方針が述べられている。

    発言原文を見る

    ○国務大臣(伊藤忠彦君) 山口さんにお答えを申し上げます。  御案内のとおり、東日本大震災から既に十四年が経過をいたしました。被災地の皆様方の絶え間ない努力により復興は着実に進歩しているという一方で、被災地は、人口減少ですとか高齢化ですとか、あるいは産業の空洞化といった全国の地域に共通する課題を抱える、いわゆる課題先進地というような状況でもあると認識をしております。  こうした中で、単に元に戻すだけではない、創造的な復興をつくり上げていくということを取り組んでおりまして、例えば、福島県におきましては、福島イノベーション・コースト構想に基づいて新産業の創出と関連事業の集積を進めさせていただくとともに、我が国の科学技術、産業競争力を引き上げていくために、福島国際研究教育機構、これ、今年の予算で着工させていただきました。できるだけ建物を早く建てて研究者を集めてまいりたいということを準備しております。これを創設し、各分野の研究開発にも取り組んでおります。  一つ、是非聞いていただく事例を申し上げておきたいと思います。現在行われている大阪・関西万博、あそこに大屋根リングというものがございます。あの大屋根リングには、先生よくお分かりですけれども、福島の材木も使ってもらって、そしてその材木、どうやって使うようになったかといえば、木材の加工の新しい技術を福島県内でつくって、そしてそれをしっかり使っていただいていると。私も工場まで行ってまいりまして見せていただきましたけれども、確かに大変なことをこうして福島でもやっていただいているんだなということを大変関心を持って見せていただいたところでございます。  そうしたことと併せてなんですけれども、被災地の中では、観光の施設や交流の施設の整備なども政府全体の地方創生の施策を活用させてもらって、持続的な観光客、交流客の増加などに取り組んでいることでございます。  これも、今、もう先週終わりましたけれども、万博でもちゃんと復興庁として出させていただきまして、六日間、計、やらせていただきましたけれども、六日で大体五万人ちょっと超えないぐらいのお客さんにも来ていただいて、もう是非福島を訪問してもらいたいということで、一生懸命、大阪でも宣伝をさせていただいてまいりました。  私どもは、先ほど先生がおっしゃったとおり、福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なしと、その強い決意の下に、引き続きあらゆる施策を活用して復興に全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。

    出典:国会会議録 ↗
  • 2024-12-23東日本大震災復興特別委員会

    (AI要約は未生成)

    発言原文を見る

    ○国務大臣(伊藤忠彦君) 復興庁では、多くの方に被災地まで足を運んでいただけるように、世界各国の注目が日本に集まる二〇二五年大阪・関西万博の機会を生かし、被災地の復興しつつあるその姿を魅力、その魅力を世界に発信することとしております。  万博開催期間中でございますが、令和七年五月十九日から二十四日にかけて、ビルド・バック・ベター、より良い復興をコンセプトに被災地と連携をいたしまして、震災伝承・災害対応、食・水産、最新技術、そして福島国際研究教育機構、F―REI等をテーマに復興のストーリーを展示をいたします。  例えば、震災伝承・災害対応のテーマでは、被災地の映像や、被災者の皆様方の肉声のシアターで上演や、時系列的に整理をしたパネルの展示等をさせていただきます。また、食・水産では、被災地の幅広い食品、水産品の紹介や、幾つかの品目については試食をしていただこうと考えております。そうしたことを実施をさせていただきます。  また、万博期間を通じまして、デジタルモニュメント、成長する奇跡の一本松を設置をし、国内外から収集する三・一一や復興に関する思いをテーマとしたメッセージを投影したいと思います。また、こうした万博期間中の取組について、被災地等での機運の醸成のため、万博開催前の情報発信として今年度中に被災地の伝承施設でプレイベントを開催したいと考えております。  引き続き、被災地などと連携をしながら検討を進め、万博という機会も最大限に生かして、被災地の交流・関係人口の拡大、被災地の本格的な復興再生につながるように努めてまいりたいと思います。  以上です。

    出典:国会会議録 ↗
  • 2024-12-23東日本大震災復興特別委員会

    (AI要約は未生成)

    発言原文を見る

    ○国務大臣(伊藤忠彦君) まず最初に、お聞きをいただきましたことについてお答えを申し上げます。  平成二十一年の、一年分の収支報告書が未提出であったのは、当時の事務担当者のミスであるということを承知をしております。ただ、ミスとはいえ、私の、全体の長をしておりますので、そのことは私にとっても重大な責任であったというふうに理解をしております。当該事務担当者は前年分までは収支報告書をしっかり提出しておりましたので信頼をして任せてきたんですが、そうしたことであったということでございます。今後こんなことがないように、自分自身も含めて、しっかりと引き締めてまいりたいと思っております。  なお、平成二十二年分の収支報告書の提出期限は平成二十三年の三月末日でございますが、未提出であったのは平成二十二年の六月に新たに就任した支部長の事務的なミスであるということを承知をしておることでございまして、いずれにいたしましても、私の団体で起こったことでございますので、素直におわびを申し上げておきたいと思います。大変申し訳ないことをいたしました。  それから、野生のキノコのことについてお答えを申し上げます。  野生キノコの安全性の確保に関しましては、関係省庁において取り組まれていることと承知をいたしております。  復興庁としては、被災地の森林・林業の再生に向けて林野庁と連携をいたしまして、県や生産団体がキノコの放射性物質検査を行うための測定機器や、それから、安全なキノコを栽培するための原木等の導入を支援をさせていただいております。福島におけるシイタケ原木生産のための里山の広葉樹林について、伐採それから更新による循環利用が図られるように計画的な再生に向けた取組を推進しているところでございます。  こうした被災地の森林・林業の再生を着実に進めていく上でも、野生キノコなどの山の恵みを安全に出荷、消費をしていただけるようになることは大変重要なことであると認識をしております。そうしたことでやらせていただきたいと思います。  以上です。

    出典:国会会議録 ↗
  • 2024-12-20東日本大震災復興特別委員会
    #復興政策#原発廃炉#風評対策

    伊藤復興大臣が東日本大震災から13年8ヶ月以上経過した現状について、廃炉、除去土壌の最終処分、ALPS処理水対策、帰還困難区域の解除、福島国際研究教育機構(F-REI)の推進など、復興再生に向けた具体的な取組方針を述べた。

    発言は復興庁の主要課題と政府方針を網羅的に説明したもので、廃炉工事の進展、ALPS処理水の安全確認、特定復興再生拠点区域の避難指示解除完了など客観的事実に基づいている。今後の課題実現には関係省庁との連携強化が必要とされている。

    発言原文を見る

    ○国務大臣(伊藤忠彦君) 復興大臣及び福島原発事故再生総括担当大臣を拝命しております伊藤忠彦です。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、復興大臣として所信を申し上げます。  東日本大震災の発災、そして東京電力福島第一原子力発電所の事故から十三年と八か月以上が経過をいたしました。震災によって亡くなられた方々に改めて心から哀悼の誠をささげますとともに、御遺族の方々や被害に遭われました全ての方々に心からのお見舞いを申し上げます。  復興大臣就任以降、できる限り被災地を訪問させていただき、地元の首長の皆様を始め様々な方々から復興の現状を伺ってまいりました。  その中で、震災からの復興は、被災地の方々の御努力、また関係者の御尽力により着実に進んでいる一方で、地域によって状況は様々であり、それぞれの状況に応じたきめの細かい対応が必要であるということを強く実感をしているところです。  まず、原子力災害被災地域については、原子力災害被災十二市町村全てを訪問する中で、復興の歩みは着実に進んできた一方で、市町村によってはいまだに多くの帰還困難区域を抱えるとともに、市町村ごとに、避難指示解除の時期等の違いから復興の状況はそれぞれ異なり、帰還、移住の促進、産業、なりわいの再生など、様々な課題に直面していることを改めて実感しました。  今後とも、復興のステージに応じた多様なニーズ等に応えていくことが重要であると考えております。  震災や原子力発電所事故を乗り越え、福島に生まれて良かった、福島に住んで良かったと思える未来をつくっていくためにも、引き続き国が前面に立って、復興再生に全力を尽くしてまいります。  何点か具体的な取組について申し上げます。  まず、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に関する取組について申し上げます。  東京電力福島第一原子力発電所においては、今般、燃料デブリの試験的な取り出しに成功したところと承知をしております。引き続き、東京電力には、廃炉の完遂に向け、地元の皆様の信頼を損なわないように、緊張感を持って安全確保に万全を期して取り組んでいただきたいと考えております。  また、福島県内で発生した除去土壌等については、現在、大熊町及び双葉町の中間貯蔵施設に貯蔵されているところですが、貯蔵開始から三十年以内に福島県外に最終処分するという方針は、法律に規定された国の責務です。  この課題に関しては、私自身、環境副大臣を務めていた頃から関わってまいりましたが、今般の復興大臣就任後にも改めて中間貯蔵施設を訪れ、貯蔵されている除去土壌の膨大さを目の当たりとして、何としてもやり遂げなければならないという思いをより一層強くいたしたところでございます。  この実現に向けては、除去土壌の再生利用等によって最終処分量を低減することが重要であり、現在、環境省において、実証事業の成果やIAEAからの助言等を踏まえ、必要な基準等を取りまとめているところと承知をしております。  再生利用先の創出に向けては、科学的知見に基づき、取組の必要性や安全性に関する情報発信を通じて、国民の理解醸成につなげることが必要です。  復興庁としても、環境省を始め関係省庁とお互い緊密に連携をして対応してまいります。  また、昨年八月からALPS処理水の海洋放出が開始され、一年以上が経過をしました。これまでのモニタリングの結果、IAEAによる評価から、安全であることが確認されているものと承知をしております。  政府といたしましては、一部の国、地域が日本産水産物の輸入を停止していることについて、一丸となって輸入規制の即時撤廃を働きかけるとともに、水産業を守る政策パッケージ等に基づき、関係省庁が連携をして水産業への支援を行っているところであります。  復興庁としても、引き続き、風評対策を中心に、国内外に向けて科学的根拠に基づいた正確な情報を分かりやすく発信するとともに、三陸・常磐ものを始めとする地元産品や地域の魅力を効果的に発信してまいります。  帰還困難区域及び避難指示が解除された地域に関する取組についてであります。  帰還困難区域について、たとえ長い年月を要するとしても、将来的に帰還困難区域の全てを避難指示解除し、復興再生に責任を持って取り組むとの決意に揺らぎはありません。  特定復興再生拠点区域については、昨年十一月までに全ての避難指示が解除されました。こうした地域については、引き続き、医療、介護、買物、教育等の生活環境整備などの取組を進め、帰還の促進や新たな住民の移住、定住の促進、交流人口、関係人口の拡大等を行ってまいります。  また、拠点区域外に関しても、二〇二〇年代をかけて、帰還意向のある住民の方々が全員帰還ができるよう、昨年、特定帰還居住区域制度を創設いたしました。これまでに設定された区域においては、順次、環境省により除染を進めており、引き続き、関係省庁と連携をしながら、除染やインフラ整備などの避難指示解除に向けた取組をしっかりと進めてまいります。  次に、福島国際研究教育機構、いわゆるF―REIに関する取組についてであります。  F―REIは、福島を始め東北の復興を実現するための夢や希望となるとともに、我が国の科学技術力、産業競争力の強化を牽引する、世界に冠たる創造的復興の中核拠点を目指すものであります。  昨年四月に設立されて以降、山崎理事長の強いリーダーシップの下で、ロボット、農林水産業など五つの分野で委託研究を進めるとともに、優秀な研究者の確保を進めるなど、研究開発や人材育成などの取組を一層推し進めていただいております。政府としても、こうした取組を支援するとともに、早期の施設整備に向けた取組を進めてまいります。  F―REIが福島の地から日本全国、また全世界に広がる研究の拠点となり、新たな時代をつくる一つの鍵となっていくよう、F―REIの取組を、関係大臣と連携をしながら、政府一丸となって支えてまいります。  福島浜通り地域等における新たな産業基盤の構築を目指す福島イノベーション・コースト構想につきましては、引き続き、地域における実証等の支援、地元企業との連携促進や、起業、創業を目指す方への支援等を推進してまいります。  また、本構想の実現を更に加速させるため、関係省庁や福島県等とも連携をして、福島イノベーション・コースト構想を基軸とした産業発展の青写真の改定を目指してまいります。  地震・津波被災地域については、ハード整備や住まいと町の復興、産業、なりわいの再生等の分野に関してはかなり復興が進んでおります。  先日訪問をした宮城県岩沼市では、JOCA東北によるコミュニティー形成支援に関する復興事業が大きな成果を上げ、復興事業が終了した後も、JOCAとイワムラ市が連携をしながら、市民の新たな拠点づくりといった施策を展開していることをお聞きをいたしました。こうした事例はまさに、復興施策から地方公共団体による施策への円滑な移行の好事例であり、感銘を受けたところであります。  一方で、被災者の心のケア、被災された子供に対する支援など、中長期的な対応が必要となる分野もございます。これらについては、政府全体の施策で対応することなどにより、第二期復興・創生期間の後も引き続き必要な支援が行えるよう、関係省庁や地方公共団体としっかり連携をして、丁寧に取組を進めてまいりたいと考えております。  東日本大震災の記憶と教訓を決して風化させることなく、後世に受け継いでいくことも重要です。  復興庁では、関係する省庁や地方公共団体、民間団体等と連携をしながら、様々な取組を行ってまいりました。これまでに蓄積された効果的な復興の手法、取組や民間のノウハウなど、復興に係る知見を関係機関と共有し、各地の伝承施設等との連携を通じて普及展開をすることで、令和六年能登半島地震を始め、将来の大規模災害からの復興に生かしてまいります。  さらに、来年は、二〇二五年日本国際博覧会が開催される年でもあります。多くの方に被災地まで足を運んでいただけるよう、世界各国の注目が日本に集まるこの機会を生かし、被災地の復興の様子、またこの地域の魅力を世界に発信いたします。  令和三年度から令和七年度までの第二期復興・創生期間も残すところ一年と三か月余りになりました。  第二期復興・創生期間の後、つまり令和八年度以降、復興庁設置期限である令和十二年度までの復興の在り方については、被災地の皆様ともよく相談をしながら、令和七年度中に現行の復興の基本方針を見直すべく、丁寧に検討を進めてまいります。  こうした重要な時期に、復興の司令塔たる復興大臣の重責を担っていることに対し、まさに身の引き締まる思いであります。  福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし、この強い決意の下、引き続き、現場主義を徹底し、被災者に寄り添いながら、東日本大震災からの復興に全力で取り組んでまいります。  小沢委員長を始め、理事及び委員各位の御理解と御指導をよろしくお願いをいたします。  以上です。  岩沼市と発言すべきところを先ほど私がイワムラ市ではなくて岩沼市と発言をした、あっ、ごめんなさい、岩沼市をイワムラ市と発言をしたようでございますので、訂正をさせていただきます。申し訳ありませんでした。

    出典:国会会議録 ↗
  • 2024-12-12東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会
    #福島復興#原発廃炉#帰還困難区域

    伊藤復興大臣が所信表明を行い、原発廃炉・除染・ALPS処理水対策、帰還困難区域の解除推進、福島国際研究教育機構(F-REI)の整備等、復興の各段階に応じた取組を報告した。

    復興から13年8ヶ月経過する中、基盤整備は進む一方で地域差が存在することが述べられた。廃炉進捗、処理水放出継続、帰還制度の充実など、段階的な復興施策の推進が政府方針として示された。

    発言原文を見る

    ○伊藤国務大臣 復興大臣及び福島原発事故再生総括担当大臣を拝命させていただきました伊藤忠彦でございます。  東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会の開催に当たりまして、復興大臣としての所信を申し述べさせていただきます。  東日本大震災の発災、そして東京電力福島第一原子力発電所の事故から十三年と八か月以上が経過をいたしました。震災によって亡くなられました方々に改めて心から哀悼の誠をささげますとともに、御遺族の皆様方、そしてまた被害に遭われました全ての皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第であります。  復興大臣就任以降、できる限り被災地を訪問させていただき、地元の首長の皆様を始め様々な方々から復興の状況を伺ってまいった次第でございます。その中で、被災からの復興は、被災地の方々の御尽力、そしてまた関係者の御努力により着実に進んでいる一方で、地域によって状況は様々であり、それぞれの状況に応じたきめの細かい対応が必要であるということを強く実感をしてきたところでございます。  まず、原子力災害被災地域については、原子力災害被災十二市町村全てを訪問する中で、復興の歩みは着実に進んできた一方で、市町村によってはいまだに多くの帰還困難区域を抱えるとともに、市町村ごとに、避難指示解除の時期等の違いから復興の状況はそれぞれ異なり、帰還、移住の促進、産業、なりわいの再生など、様々な課題に直面をしていることを改めて実感をしてきたところでございます。  今後とも、復興のステージに応じた多様なニーズにしっかりと対応していくことが重要であると考えております。  震災や原子力発電所事故を乗り越え、福島に生まれてよかった、福島に住んでよかったと思える未来をつくっていくためにも、引き続き国が前面に立って、復興再生に全力を尽くしてまいりたいと考えております。  何点か具体的な取組について御報告を申し上げます。  まず、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に関する取組について申し上げます。  東京電力福島第一原子力発電所においては、今般、燃料デブリの試験的な取り出しに成功したところと承知をいたしております。引き続き、東京電力にあっては、廃炉の完遂に向け、地元の皆様方の信頼を損なうことなく、緊張感を持って、安全確保に万全を期して取り組んでいただきたいと考えております。  また、福島県内で発生した除去土壌等について、現在、大熊町及び双葉町の中間貯蔵施設に貯蔵されているところでありますが、貯蔵開始から三十年以内に福島県外で最終処分をするという方針は、法律に規定をされた国の責務であります。  この課題に関しましては、私自身、環境副大臣を務めさせていただいた頃から関わってまいりましたが、今般の復興大臣就任後にも改めて中間貯蔵施設を訪問させていただき、貯蔵されている除去土壌の膨大さを目の当たりにいたしまして、何としてもやり遂げなければならないという思いをより一層強くいたしたところでございます。  この実現に向けましては、除去土壌の再生利用等によって最終処分量を低減することが重要であり、現在、環境省において、実証事業の成果ですとかIAEAからの助言等を踏まえ、必要な基準を取りまとめているところと承知をいたしております。  再生利用先の創出に向けましては、科学的知見に基づき、取組の必要性や安全性に関する情報発信を通じ、国民の皆様方の理解醸成につなげることが必要であります。  復興庁といたしましても、環境省を始め関係省庁とお互い緊密に連携をして対応してまいる所存でございます。  また、昨年八月からALPS処理水の海洋放出が開始をされて一年以上が経過をいたしております。これまでのモニタリングの結果、IAEAによる評価から、安全であることが確認されているものと承知をいたしております。  政府といたしましては、一部の国、地域が日本産水産物の輸入を停止していることについて、一丸となって輸入規制の即時撤廃を働きかけていくとともに、水産業を守る政策パッケージ等に基づき、関係省庁が連携をして水産業への支援を行っているところであります。  復興庁といたしましても、引き続き、風評対策を中心に、国内外に向け、科学的根拠に基づいた正確な情報を分かりやすく発信するとともに、三陸、常磐物と呼ばれます水産物について、地元の産品や地域の魅力を効果的に発信してまいりたいと思います。  次に、帰還困難区域及び避難指示が解除された地域に関する取組についてであります。  帰還困難区域について、たとえ長い年月を要するにしても、将来的に帰還困難区域の全てを避難指示解除をし、復興再生に責任を持って取り組むという決意に揺らぎはありません。  特定復興再生拠点区域については、昨年十一月までに全ての避難指示が解除をされたところであります。こうした地域については、引き続き、医療、介護、買物、教育等の生活環境整備などの取組を進め、帰還の促進や、新たな住民の移住、定住の促進、交流人口、関係人口の拡大等を行ってまいりたいと思います。  また、拠点区域外に関しましても、二〇二〇年代をかけて帰還意向のある住民の皆様方が全員帰還ができますように、昨年、特定帰還居住区域制度を創設いたしたところでございます。これまでに設定された区域においては、順次、環境省により除染を進めておりまして、引き続き、関係省庁と連携をしながら、除染やインフラ整備などの避難指示解除に向けた取組をしっかりと進めてまいりたいと存じます。  次に、福島国際研究教育機構、いわゆるF―REIに関する取組についてであります。  F―REIは、福島を始め東北の復興を実現するための夢や希望となるとともに、我が国の科学技術、産業競争力の強化を牽引する、世界に冠たる創造的復興の中核拠点を目指すものであります。  昨年四月に設立されて以降、山崎理事長の強いリーダーシップの下、ロボット、農林水産業など五つの分野で委託研究を進めるとともに、優秀な研究者の確保を進めるなど、研究開発や人材育成などの取組を一層推し進めていただいております。政府としても、こうした取組を支援させていただくとともに、早期の施設整備に向けた取組を進めてまいります。  F―REIが、福島の地から日本全国、また全世界に広がる研究の拠点となり、新たな時代をつくる一つの鍵となっていくよう、F―REIの取組を、関係大臣と連携をさせてもらいながら、政府一丸となって支えてまいる所存でございます。  福島浜通り地域等における新たな産業基盤の構築を目指す福島イノベーション・コースト構想につきましては、引き続き、地域における実証等の支援、地元企業との連携促進や、起業、創業を目指す皆様方への支援等を推進してまいります。  また、本構想の実現を更に加速させるために、関係省庁や福島県等とも連携をさせていただき、福島イノベーション・コースト構想を基軸とした産業発展の青写真の改定を目指してまいります。  地震、津波被災地域については、ハード整備や、住まいと町の復興、産業、なりわいの再生等の分野に関してかなり復興が進んでおります。  先日訪問をさせていただいた宮城県岩沼市では、JOCA東北によるコミュニティー形成支援に関する復興事業が大きな成果を上げ、復興事業が終了した後も、JOCAと岩沼市が連携しながら、市民の自立した新たな拠点づくりといった施設を展開していることをお聞きしました。こうした事例はまさに、復興施策から地方公共団体による施策への円滑な移行の好事例であり、感銘を受けたところであります。  一方で、被災者の心のケア、被災された子供に対する支援など、中長期的な対応が必要となる分野もございます。これらについては、政府全体の施策で対応することなどにより、第二期復興・創生期間の後も引き続き必要な支援が行えるように、関係省庁や地方公共団体としっかり連携をして、丁寧に取組を進めてまいりたいと考えております。  東日本大震災の記憶と教訓を決して風化させることなく、後世に受け継いでいくことも重要であります。  復興庁では、関係する省庁や地方公共団体、民間団体等と連携をさせてもらいながら、様々な取組を行ってまいりました。これまでに蓄積された効果的な復興の手法、取組や民間のノウハウなど、復興に係る知見を関係機関と共有をし、各地の伝承施設等との連携を通じて普及、展開をすることで、令和六年能登半島地震を始め、将来の大規模災害からの復興に生かしてまいりたいと考えております。  さらに、来年は、二〇二五年日本国際博覧会が開催される年でもあります。多くの方に被災地まで足を運んでいただけるように、世界各国の注目が日本に集まるこの機会を生かし、被災地の復興の様子を、またこの地域の魅力を世界に発信してまいりたいと考えております。  令和三年度から令和七年度までの第二期復興・創生期間も、残すところ一年と三か月余りとなりました。  第二期復興・創生期間の後、つまり令和八年度以降、復興庁設置期限である令和十二年度までの復興の在り方については、被災地の皆様ともよく相談をさせていただきながら、令和七年度中に現行の復興の基本方針を見直すべく、丁寧に検討を進めてまいりたいと存じます。  こうした重要な時期に復興の司令塔たる復興大臣の重責を担っていることについて、まさに身の引き締まる思いであります。  福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし、この強い決意の下に、引き続き、現場主義を徹底し、被災者に寄り添いながら、東日本大震災からの復興に全力で取り組んでまいります。  どうか、金子委員長を始め理事、そしてまた委員各位の皆様方の御理解と御指導を賜ってまいりますようによろしくお願いを申し上げて、私からの御報告とさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手)

    出典:国会会議録 ↗

投票記録

投票記録の取り込みは Phase 2 で対応予定です。
※ 衆参公式の本会議投票記録から取得します。

政治資金

政治資金収支報告書の取り込みは Phase 3 で対応予定です。
※ 総務省公開のPDFをOCR処理する必要があります。

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